安土城跡

歴史好きな40代の独身貴族。

ずっと行ってみたいと思っていた安土城跡。
お城そのものが無いことは知っていたが、まさかこんなに登るとは思っていなかったのと、急坂で少し脚が疲れました。
一通り見て回るのに1時間くらいだったでしょうか。
天守からの眺めはとてもよき。

ただ、歩きやすい靴で来ないとなかなか大変です。

織田信長によって建造された山城で大型の天守閣を備えたその造りは近世城郭の先駆けとなったとされています。

城址なのでお城の建物はありませんが予想以上に広く見応えのある内容で、お城好きではない方でもちょっとしたハイキングとしても楽しめます。とにかく広いので見学には全体で1時間位は見ておくと良いと思います。

入場の最終受付は16時ですが、途中街灯は一切ありません。日が暮れるのが早い冬場は17時までには帰って来れるようにする必要があります。本当に真っ暗になって帰ってこれなくなります。このあたり山城らしく観光客を甘やかせません（笑）

道はしっかりと整備されていますので普段着での訪問でも問題ありませんが、階段が続きますので入口で無料貸出してくれる杖を使うと安全且つ効率的に歩くことができます。
特に下りでは膝への負担が大きいので杖のありがたさが良く分かります。途中自販機もありませんので飲み物の準備もお忘れなく。

入場料は大人が700円子供が200円。
100名城スタンプと御城印は車で10分ほど離れたJR安土駅の南側、安土城郭資料館で押印及び購入できます。
観音寺城のスタンプと御城印も一緒に置いてありますのでそちらにも是非訪問してみてください。

観光が目的であれば南にある安土城天主信長の館もおすすめで、城址には無い黄金の天守閣の雰囲気を味わうことができます。

道としては、それほど登るのが大変な道でもない。
なんならハイキングくらいな感じで登ってる人もいるくらい。
ただ、坂が延々と続きはする。
しかし、登りきった先にある、山頂から見る景色は抜群。
琵琶湖も遠くに見える。

残念ながら、遺構そのものはそれほど残ってない。

しかし、なんと言ってもここに織田信長が立てた絢爛豪華なお城があった、という事実、それを想像しながら歩くというロマン。

歴史好きなら絶対に来るべき聖地。

安土城跡への入山料700円、摠見寺さんの御朱印をいただく場合は入場時にこちらにて、見開きで600円でいただけます。
お城は残っていませんが発掘調査によって近世城郭にないこれまでにない新しい特徴がみられるようです。復元模型やVR安土城をみるとその姿も圧巻です。
大手道も本丸跡、天主跡も素晴らしいです。摠見寺さんの本堂は江戸時代に焼失してしまいましたが、二王門と三重塔は昔の建物が残っています。
摠見寺の御朱印も信長公の菩提所として素晴らしいです。

駐車場は無料、入場料700円。石段がかなり高く、しっかりした靴でないと疲れるかもしれない。最上部まで徒歩15分ぐらいで行けます。2023年12月19日に登城した時は、10人ぐらいとすれ違った。石段や石垣は見事な作りで今も保存されている。入り口脇にある小さな資料館があるが、受付の女性が、とても熱心に説明してくれた。200円だが、入る価値はあった。登城口両脇には伝羽柴秀吉、伝前田利家と、伝がついた書き方になっているが、秀吉や前田利家が、陣取った屋敷跡があったと説明されているが、資料館の女性の説明では、江戸時代にかかれた書物がベースになっており、信用性ははっきりしない。重臣の明智光秀の邸跡は、どこにもなく、そこが腑に落ちないと言っていたが、同感だ。ともあれ、信長がおそらく日本で初めて構築した天守閣は、見せるための城だといわれており、今も見る価値はある。

営業時間