福島県立美術館

美術に興味が無くても、芝生の上を散歩するだけで気分転換になります。秋は銀杏並木が綺麗。

R5.11.04
発掘された珠玉の名品「少女たち」の特設展を見てきました。明治、大正、昭和の時代に生きた女性たちの日常の姿を切り取ったものです。姿かたちの美醜ではなく、女性の中に見える美しさ、真の姿を切り取った絵画たちです。
これらの時代、絵の具の質が理由なのか、画面が暗いように感じました。

R4,04.15
大阪の美術館の改築？にあわせて、所蔵する作品を貸し出しているそうです。「澪標」にかけて「美をつくし」というテーマでの開催だそうです。

ミネアポリス美術館所蔵の日本絵画の展示があり、久しぶりに訪れました。有名な画家達の作品を見ることができ感動しました。最終日ということもあり、混雑していましたが、もう大満足です！

年間パスポートがたった3,000円で購入できます。年間パスポートを提示すると定期的に開催される企画展が無料で見られるので大変お得だと思います。

全体的にフラットでシンプルな印象ですが、カンチレバーでせり出した玄関、茶系の壁に赤屋根など要所要所でアクセントがつけてあって、飽きさせず心地よいリズムを生み出しています。広い館内には余裕があり、リラックスして美術鑑賞を楽しむことができますが、常設展は撮影不可となっているのが残念。

緑深い山を背景に、美術館と図書館が並ぶこのエリアの風景はいいですね。なかでも県立美術館の瀟洒な建物は素敵で、周囲の景色も含めたその姿は全国の公立美術館でも屈指と言う気がします。
館内も広々として、ゆったり観覧ができる雰囲気ですね。企画展ではちょうど全国巡回の朝倉摂さんの回顧展が開催されていました。多彩な活躍をされた方の作品だけに興味深く楽しめました。
常設展の方もいい作品ぞろいですが、しいて言うなら作品の展示方法と説明にもう一工夫あれば・・と言うところでしょうか。
でも本当にいい美術館だなという満足感いっぱいで会場を後にしました。

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