Juroku Rakan Iwa

風がすごく強い日でしたが観光客は結構来てました。
岩場なので歩きずらいのと、北側の道は海沿いで整備されていないため十分注意してスニーカーなどちゃんとした履き物で訪れることをお勧めします。
十六羅漢…16個は観るとこができず14個でした。
でも案内の説明を拝見するともっとあるようですね！

場所が場所なだけに傷みが激しいのは仕方ないか。
駐車場からは階段なども整備されており行きやすい。現場は道が壊れている箇所もあり、全部を見るのは少し大変。

景色がとても綺麗な場所です。
自分は12体の仏様を見つけられました。

十六羅漢岩とは近くの海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って造佛を発願し、1864年（元治元年）に自身は近村から酒田まで托鉢をしながら地元の石工たちに造仏を指揮、5年の年月をかけて1868年（明治元年）22体の磨崖仏を完工しました。
16体の羅漢に釈迦牟尼仏、文殊菩薩、普賢菩薩の3菩薩、観音、舎利仏、目蓮の3像を合わせて22体。これだけの規模で岩礁に刻まれているのは歴史的にも貴重な資産です。完工後寛海和尚は自身を守護仏としました。
貴重な歴史遺産でありながら立地が日本海の風波にさらされる自然の中ということで150年余の月日の経過で年々徐々に崩壊していくのは大変残念に思います。
私が1982年に最初に現妻と婚前旅行で訪れたときには、もっと顔立ちがしっかりしていました。しかし、2011年の2度目の訪問、2014年の3度目の訪問、2021年の4度目の訪問と回を重ねるごとに表層剝離が進むのが、当時の写真からもわかります。
画像は2014年7月の3度目の訪問時、22体を制覇すべく海岸沿いの岩場を革靴で歩いて撮影したものです。展望台から降りて直近の一番像が集合している場所には3菩薩・3像と獅子が集結しており、ここには羅漢さんは2体のみです。そこから国道に沿って岩場を北上した時に残りの羅漢さんが一体、また一体と散在しており一番北側へは約200メートルほども歩きます。普通の観光客は途中で諦めてしまう足元の険しさ。ここまでしても21体しか写せませんでした。残る一体は岩壁に海に向いた形で彫ってあり、舟または沖の岩礁からしか見えないらしく断念せざるを得ませんでした。北端まではなかなか行けないと思いますので、画像で観賞してください。

駐車場からのアクセスも階段になっており行きやすいですが、足の不自由な方は厳しいです。

駐車場は無料で20-30台は停めれそう。
売店レストランとトイレもあり。

波打ち際の奇岩と海の景色が最高です🌊

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