金峯山寺

桜の開花はまだ先でしたが、冬の吉野も落ち着いた風情があっていいものでした。葛の甘味を味わい地酒をぶらぶら眺めながら、桜が咲いたらこの場所から眺めようと想像しながら歩きました。

秋の夜間拝観にお伺いしました。吉野の宿の宿泊者に限定されていました。荘厳な雰囲気の中で読経と神秘的な金剛蔵王大権現様に圧倒されました。後世に引き継いでいただきたいです。

国宝にして世界遺産、吉野に来たら外せない寺院です。ちなみに読み方は「きんぷせんじ」。かなり有名寺院だそうですが、私は読み方からしてわかりませんでした。たくさんの文化が花開いた白鳳時代に、山籠もり修行をしていたという奇特な僧達によって約1300年前頃に開山された場所。南北朝時代の建立とされる国宝の仁王門は、70年ぶりの改修工事で2028年まで残念ながら拝むことができません。けど、門番の巨大な金剛力士像さん×2体は、奈良国立博物館で見られます(撮影可)。
御本尊が安置されている本堂の「蔵王堂」は、目下、住職さん総出で年末の大掃除の真っ最中でした。どうも訪れたタイミングが悪かったみたい。また、いつかそのうち出直しますかね、っと帰ろうとしたら職員さんに「中にどうぞ」と入れて頂きました。しかも、通常は必要な拝観料なしでよいとのこと。なんという罰当たり、いや、なんという幸運！秘仏の蔵王さんを近くに感じる、本当に貴重な体験でした(ほんまかいな)

吉野行ったこと無かったので紅葉が見頃と思って来てみました。今は工事してるから見れない所があるのでそこが残念です。でもやはり紅葉の名所ですね。今年はあまり色付き良く無いと聞いてましたがなかなか良かったですよ。駐車場は手前が一番広くて停めやすいからそこがいいと思います。途中からは道が狭いので気を使います。食事処やお土産屋さんいっぱいあるので自分の好きな所選んで入っていいと思います。桜の時期はもっと混雑しそうなので今の時期も静かでいい雰囲気で良かったです。

現在、仁王門の大修理が行われている最中で、令和10年頃には完成予定だそうです。
その勇姿が見られなくて残念でしたが、またもう一度参拝に来なさいということなのでしょうね。
秋晴れの清々しい空気の中で、静かにお参りをさせてもらいました。
その後、吉水神社を参拝してから中の千本まで歩きました。
過ごしやすい季節にはなりましたが、根性が無くそこから先は上るのをあきらめて、トボトボと帰ってきました…

営業時間