長崎原爆資料館

爆心地公園を抜けると「長崎原爆資料館」があります。

正面から入ると、スロープを下っていくと入場券売り場があります。観覧チケットは、大人：２００円也。

原爆投下時間のＡＭ１１時２分で止まった柱時計をはじめ、原爆に関わる沢山の貴重な展示がありました。

さすがに、痛々しい被爆者の写真の撮影は憚れましたが、、、

平和の大切さをしみじみと考えさせられました、、、

２０２１年２月20日に訪問させて頂きました。展示室の最初、原爆が投下された瞬間まで時をさかのぼって下りていく白い螺旋通路の空間に、振り子時計の音だけが響く場所は、とても印象的でした。展示内容はとても充実しており、原爆の恐ろしさがよく理解できるとともに、事実と遺品等を淡々と掲載し、その恐ろしさを純粋に伝えていると同時に、原爆　投下したアメリカに対する恨みや悪を糾弾するような姿勢は感じられず、その冷静さは素晴らしいと思いました。憎むべきは原爆とそれを投下させた当時の首謀者たちであり「過去の不幸」であって、断じて今の何の関係もないアメリカの人を責め恨むようなことがあってはならないと思います。どこかの国と一緒になってしまいます。また、今のアメリカの人もこれを見て自分達が悪いなどと思う必用は全くなく、そういう歪んだ恨みつらみが次の争いの元になるのだと思います。アメリカと日本は今、たとえ建前だけでも、不幸な過去を乗り越えて自由と民主主義を共有する友人です。
ただ、展示されている歴史年表の資料に気になる部分がいくつかありました。（※先日まで、有料入場施設の内部の写真を無許可で掲載するのは不適切かと思い、控えていましたが、一応証明として追加掲載させて頂きます。Ｒ６/2/15）撮影したものから引用しますが、朝鮮半島に対して「（１９３９年）日本式に創氏改名を強要」「（1942年）強制連行始まる」「（１９４４年）国民徴用例による強制連行が始まる」など、いわゆる半島の反日史観に基づく偏向した書き方が見られました。徴用については当時半島人も日本国民であり、内地の日本国民も同様の義務であったこと、当時日本政府は併合した半島の人を戦地に向かわせる徴兵は極力戦争の最後の時期まで控え、国内で働く徴用を中心にさせたこと、また日本に徴用で来られた方もその義務は内地人と同様で、その数は245名のみとされ、一定の給料が支払われており、学術的に是正された今は、普通それを強制連行などと言わないはずです。また創氏改名は当時自由であり、強制ではなく、あえて創氏改名を望まなかった半島の人は、もともと持っていた名前がそのままいわばファミリーネーム等として使われたはずです。当時朝鮮半島で発行された朝日新聞にはっきり掲載されています。（参考文献：水間正憲　「朝日新聞社が報道した日韓併合の真実」）
このような重要な施設にさえ、隙をみてはそういう日本加害者イメージを意図的に織り込ませようとしているなんらかの力が及んでいるのでは？と感じました。どうか、声の大きく、強引なものが作る歴史に屈することなく、公平な事実の展示を心から望みます。
また原爆について根本的なことは、そもそも原爆投下はいわゆる（国際法に基づいた意味での）”戦争”の中の悲劇というより”戦争犯罪”であると認識は重要で、またそういう展示が好ましいのではと思います。日本人は、原爆そのものを戦争の中の不幸と考えがちですが、これは本来、普通の戦争行為ですらないということをわかるようにしてはどうかと思います。結局それが、原爆投下さえまるで日本人が悪かったから戦争をおわらせるために仕方なかった、などというとんでもない考えにさえ及んでいる理由の一つにつながっていないかと思うのです。
また、逆に考えてみてください。もし日本がアメリカに原爆を投下し一般国民を大量虐殺などしていたら、今の平和な時代の私たちが「アメリカが悪かったからあれは仕方なかった」などという言い訳ができるでしょうか。非戦闘員を何万人も虐殺するなど、これは「戦争をしてはいけない」以前に「戦争よりはるかにしてはいけない」ことなのだとうことです。戦争と戦争犯罪を混同してはいけないと思い、逆にそれをきちんと教えてくれて、日本独特の歪んだものの考え方を是正してくれるような展示方法・内容をぜひもお願いしたい次第です。重ねて、日米の友好が末永く続き、今世界に残る覇権主義の野蛮な国がこの不幸を繰り返さないことを願う次第です。長々とすみません。

2023年10月11に一人で訪れました。

訪れる前は脳内に「壁の向こうのfreedom」というTHE ALFEEの曲が流れ、内容は違えど、犠牲になられた方々へ鎮魂の想いで一杯でした。

そして館内には、どのような展示物があるのか？、それを目の前にして、私はどの様なことを感じ、受け取るのか？、少しドキドキしながら、でも意を決して入館しました。

その結果、私が感じたことは、信じがたい事実を冷静に受け止めようとされる姿勢と、冷静に伝えたい、伝えようとされる、その姿勢であり、決して犠牲者だと主張する立場だけではない“在り方” でした。

きっと、そのように至る過程においては、言葉に尽くせない様々な想い、様々な感情が、途轍もない大きなエネルギーが蠢き渦巻いたのではないかと、勝手ながら想像させて頂きました。

そして、紆余曲折長く険しい道をうねうねと巡った結果のこちらの資料館であると感じました。

そして世界の平和を願い、二度と同じことが起こらないようにと強い祈りがありながらも、冷静に淡々と事実が展示され、どう感じどう思うかは、来場者に委ねるように感じました。

でも決して被害者だけの立場に留まっていない。
被害者であるにも関わらず、そこから超越されたスピリット的なもの、高貴な精神性を感じました。

また、館内の被災された市民の方々（お子さんを含む）の手記が音声で語られるコーナーからも、それを同様に感じました。

この日、平日にも関わらず、館内は小中学生の団体の方々も含め、大勢の来場者の方が熱心に見学をされていました。

そして館内入り口にある「長崎を最後の被爆地に」という言葉。

この言葉には、とても大切な想いが溢れているように感じ、受け取らせて頂きました。

そして多くの方に、この想いに触れに、長崎のこちらの地を訪れていただきたいなぁと思いました。

最後に被災されたすべての方の魂が癒されますことを心よりお祈り申し上げます。

展示品がとても充実しています。
爆弾の熱で沸騰した瓦などのモノや人体への影響に関する資料などが展示されていました。
観光客のほとんどは外国人でした。
入場料は200円と安いです。駐車場は有料です。

長崎原爆資料館は、長崎市の中心部にある原爆・平和関連のミュージアムです。1945年8月9日に長崎に投下された原爆の惨状と被害、戦後の復興と反核運動、世界の核兵器の現状などを展示しています。館内には、実物の被災資料や記録写真、被爆者の手記などがあり、当時の悲惨さを生々しく伝えています。また、平和の願いを込めた千羽鶴や平和の像なども見ることができます。長崎原爆資料館は、戦争の悲惨さと核の脅威、平和の尊さを世界に訴えるために設立された資料館で、被爆地長崎の歴史と文化を感じることができる場所です

私は、長崎原爆資料館を訪れたとき、平和案内人というボランティアガイドの方に案内してもらいました。ガイドの方は、展示資料の説明や歴史の裏話、自身の体験談などを分かりやすく話してくれました。ガイドの方の話を聞くと、展示資料により深く感情移入できたと思います。ガイドの方は、無料で案内してくれるので、ぜひ利用してみてください⁴。長崎原爆資料館は、入場料が200円ととても安いですが、見応えがあります。展示資料は、とても衝撃的で心に残りました。特に、原爆の熱線で変形した鉄製貯水タンクや、原爆の爆風で吹き飛ばされた人の影が焼き付いた石段などは、忘れられない光景です。長崎原爆資料館は、戦争や核兵器について考えるきっかけになる資料館だと思いました。平和について深く学びたい方におすすめのスポットです。

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