長崎原爆死没者 追悼平和祈念館

亡くなられた方の生前を偲び悲しみに思いを馳せる「追悼」、そしてこれからの平和を祈る「祈念」。両方の名を冠した作品です。
戦没者の名簿を前に、爆心地へ向かう頭上のスリットから臨む青い空を眺めながら、過去の悲しみを感じました。

十二本の光の柱は、大きな悲しみが今もなお降り注ぐようでもあり、その悲しみを超えて未来への平和の祈念の象徴でもあるようです。

隣接する原爆資料館を見た後で訪れることをお勧めいたします。

有料🅿️６０台、障害者用♿🅿️２台。
観覧料無料。
原子爆弾による死没者の尊い犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念するための施設。被爆地の広島にも設置された祈念館です。長崎市原爆資料館と連結されています。長崎の祈念館では、平和祈念と死没者の追悼、国際的な協力と交流の役割が担われています。原爆死没者の名簿が納められた追悼空間を中心に建物が構成されており、この追悼空間には献花台も設けられ、原爆死没者の追悼や平和を祈るための会場として利用することができます。また、館内ではデータベース化された原爆死没者の遺影や被爆者の体験記、証言映像などから、その姿やことばが検索・閲覧・視聴できるとともに、来館者の皆さんも平和へのメッセージを記して登録し将来に残すことが出来るようになっています。また施設の上部には、原爆死没者の方々が求めた「水」をたたえる水盤が設置されています。夜には光ファイバーによって1945年12月末までの推計原爆死没者数である約7万個の追悼のあかりが灯ります。

EXILEのTAKAHIROさんによる揮毫『平和』が掲げられる場所で、あなたも平和への想いを記入投稿できます。
TAKAHIROさんの書も閲覧できます。

残念な施設。時間によっぽど余裕のある人以外は、隣接する長崎原爆資料館を見るだけで、ここには寄らなくて大丈夫です。素通りしてください。
本来なら、原爆で亡くなった人の意を受けて、惨禍を広く知らせ、核兵器廃絶を世界に訴えなければならない役割を負っている。しかし、お役所仕事で、やる気を感じさせない。
もともとは、被爆者が、亡くなった被爆者の遺族にも日本政府が弔意金と遺族年金を支給するべきだと訴えたのが始まり。政府は、原爆放射線によって病気になる可能性がある被爆者に、医療費などを支給している。しかし、福祉政策の扱いで、困っている人を助ける意味でしかない。政府は、日本が始めた戦争の結果、アメリカによって原爆が使われ、市民が被害を受けたのだから、その損害を補償すべきだという考え方を拒否している。（占領を終え独立する際に、日本政府は、アメリカが日本国民に与えた損害をアメリカ政府に請求する権利を放棄もしている）このため、軍人の遺族には政府が年金を支払っているのに、亡くなった被爆者にはなんの補償もない。このため、生き残った被爆者が改めて亡くなった被爆者への補償を求めたわけだ。しかし、政府は譲らず、その代わりとして亡くなった被爆者を追悼するこの施設が建設された。いわば、誤魔化しだ。
この祈念館は、亡くなった被爆者の遺影を登録したり、生きている被爆者の体験記を保存したりしている。しかし、こうした遺影や体験記を一部しかネットで発信できずにいる。これは、まだネットが普及する前に、ネットで公開してもよいのかを聞いていなかったため。改めて遺族に確認を取るとか、遺族と連絡が取れなくなっていて確認できない場合は自主的な判断で公開するとかの対策をとるべきだ。しかし、これまで働いてきた役人が保身を優先してきた結果、課題を認識しながら何もしてこなかった。一事が万事で、残念極まりない施設だ。

原爆資料館に寄ったらこちらにも来られることをおすすめします。原爆資料館の中からも行けますし原爆資料館の敷地内にあり無料で入れます。中のロビーではたまに原爆について語り部の方が話をしてくれることもあります。見ることはできませんでしたが外の水盤は夜に7万の光が光るようです。

営業時間