旧三井家下鴨別邸

三井財閥の別荘です。
日本建築としては貴重なお宅です。
お金持ちのおうちですが、華美すぎず、シンプルな室内。
歴史的には途中から、国の持ち物になり、裁判所長の宿舎になっていた。
広いお屋敷で、縁側または喫茶室（サロン）で、抹茶とお菓子で休憩も出来ます。
上の階には食事をあらかじめ予約しておかないと入れません。

周囲には立派な木がたくさん植えてあり、京都の中でも異空間です。
庭も素敵で夏は虫もたくさん（セミやトンボが）見られます。

素敵な景色を楽しみました。開館直後の時間帯での入館でしたが、通常の入館ではなく、朝食セットをお願いしないと建物の二階三階、登楼部分には上がれないとのことでした。次回は注意して訪問したいと思います。

JR東海のずらし旅の選べる特典で訪れました!!係の方の説明で江戸時代、明治、大正時代の建物!!平成23年に重要文化財に!!1階お座敷の硝子は大正時代!!冬の太陽の陽射しがとても優しく、現代硝子と違いが良く判りました!!お茶とお菓子で優雅な気分に〜お土産に抹茶パウンドケーキを致しました☺

眺望を楽しむことを主眼に作られ、望楼からは五山の送り火　比叡山　東山を特別公開時には見渡すことが出来る。
当初は木屋町に８代目の隠居所として所在し後に移築され、庭を眺める配置としている。
１階2階の座敷の前にはガラス入りの障子が用いられ、縁側は建具のない素通しの外縁となっいる。

2階の三部屋は貸室として貸し出され、三井家の栄華を感じとれるでしょう。

下鴨神社の南に建つ旧三井家下鴨別邸。主屋の建物は三条木屋町にあった三井家の木屋町別邸を移築したもので、明治から大正にかけての邸宅の雰囲気を現在に伝えています。
通常は1階部分と庭園が有料で公開されていますが、この日は2階と3階の望楼が特別公開されていました（時間指定の定員制、1100円）。

望楼へは大変急な階段を登っていく必要があります。昇りつめた場所は3畳ほどの狭い部屋ですが、全方向がガラス張りの窓で、庭園のほか、大文字山や比叡山の眺めがほしいまま。
この建物は三井家から国に寄贈された後、平成19年まで京都家庭裁判所の所長宿舎として使われたそうですが、それにしてはずいぶんと贅沢な感じです。

そのほかにも、落ち着いた調度の並ぶ室内、庭園の池に影を映す邸宅の眺めなど、存分に風情を感じることができました。
このあたりは京都でも特に紅葉が遅い場所だそうで、まだしばらくは美しい風景が楽しめそうです。

営業時間