鵜戸神宮(うどじんぐう)

レンタカーにて郊外の観光スポットを訪問しましたが、日帰りの限界点として「鵜戸神宮」を設定して、訪問しました。

鵜戸神宮には、車かバスでの移動となりますが、最初に見えた「観光駐車場」の案内についつい釣られて入りましたが、、、

階段の登り下りで、途中はトンネルまである参道を歩かされるのでへとへとになります。
神宮に辿り着いたら、別に「第一駐車場」があり、ここは神宮の正面にあり、とても便利でした。

「観光駐車場」は参道沿いの土産物屋などで、ゆっくりするなら良いですが、、、あちこち観光スポットを回るために、時間の余裕のない人は、こちらは絶対に利用しないようにしましょう。観光バスでの利用は、かならず「観光駐車場」になるので、ゆっくり参道を歩いてください。

鵜戸神宮に入ると、海岸沿いの風景が絶景です。
本殿が、大きな洞窟の中に建立されており、その周りにも「撫でうさぎ」や「お乳岩」や「お乳水」などありますので、見逃さないように。

なお、本殿前の広場の下に、豊玉姫が鵜戸神宮に来るときに乗ってきた亀が岩になったと伝えられる「亀石」があります。
その「亀石」の背にある窪みに運玉を投げ、見事入れば願いが叶うらしい。

まずお願い事をし、男性は左手、女性は右手で運玉を亀石めがけて投げます。
参拝後には、運玉チャレンジしましょう。

行った日はとても暖かく晴れていて眺めも最高でした！階段が大変ですのでゆっくり降りましょう。念願の石も投げられましたし御乳岩にも触れられました。参拝の後はおちちあめを購入してマンゴージュースを飲み、鵜戸せんべいもお土産に。狭い道を車でいくので運転も気をつけてくださいませ。

2023.10
鵜戸神宮

御祭神：鸕鷀草葺不合尊（うがやふきあえずのみこと）

九州一周旅の途中で参拝。
平日の早朝だったので他に参拝客の姿は見えず、優雅に絶景を堪能出来ました。

洞窟内には本殿が鎮座しており「下り宮」という神社としては珍しい造りになっている。

春に宮崎駅から路線バスで訪れました。バス停からの道のりはトンネルもあったりして、昼間でなかったら少し不安に思うような静けさでした。（車利用の方は神社に近い駐車場に停めるようです。）15分ほど歩き最後の階段を降りると、目の前に海が広がり、左手には神社の鳥居、右手には雰囲気の良いお土産屋さんやカフェがあり、急に周囲がパッと明るくなり感動的でした。
南国の神社は厳かな中にもなんとなく陽気な雰囲気も併せ持っていると感じました。鵜戸神宮の前には太平洋が広がっています。岬の突端であり、大きなちょっと変わった形をした岩が連なっていて、自然の迫力を感じさせられました。雄大な海とどこまでも青い空、荒々しさのある奇岩の数々・・・大きな自然の中に、人が造った厳かな神宮が・・・なんとも神秘的で美しい姿です。
最初の神門をくぐり抜けると、大きな朱塗りの桜門がひときわ目を引きます。櫛磐窓神（くしいわまどのかみ）と豊磐窓神（とよいわまどのかみ）が2階部分に祀られているとのこと。南国の空と海の青さとのコントラストが眩しい。2023年はうさぎ年だったので、大きなうさぎの絵が描かれた絵馬が2階部分に飾られていました。鵜戸神宮の神職の方が書かれたとのこと。かなり絵心のある素敵な作品です。桜門をくぐり、日向灘を眺めながら鵜戸神宮へ。鵜戸神宮には数々のうさぎの置物が祀られています。神使いとされているとのこと。なんとも愛らしい姿に心も和みます。昔、出雲大社を訪れた時も、厳かな雰囲気の中、何匹ものうさぎにほっこりしたのを思い出しました。
神社とは神聖なもので、身を清めてから参拝をするのは知られていますが、ここでは福注連縄（ふくしめなわ）なる藁でできた相撲の行事が使うような形のもので身体を撫でて清めるらしく、私も穢れを祓うつもりでお賽銭を入れました。一人で祓いをやっているので、少し恥ずかしくもありましたが、全身を撫でてみました。なんとなく満足し、道を進みます。
玉橋という赤い橋を渡り、そこから断崖、階段を下ったところの神宮の一部である深緑の屋根が見えてきて、そのアングルが本当に絶景で、吸い込まれそうでした。赤い橋と青い海と空、神宮の趣ある落ち着いた色合いがなんとも絶妙。ここ数年間、コロナで閉塞感が漂っていましたが、こんな景色を見ると「生きていてよかった〜」「旅って最高！」と心から感じます。
一般的な神社は階段を上がってから本殿がありますが、ここは「下り宮」と言われ、本殿が参道より下にあるというとても珍しい形態。しかも洞窟の中です。今までにも洞窟の中にある神社を参拝したことはありましたが、ごく小さな祠がある感じでした。一方、ここ鵜戸神宮はとても立派な神殿です。この本殿が鎮座する岩窟は豊玉姫が主祭神を産む為の場所であったとのこと。推古天皇の御代に社殿が造られ、鵜戸神宮と称したと伝えられています。
中には「お乳岩」という乳房の形によく似た岩や「撫でうさぎ」などがあり、本殿の周囲を取り囲むようになっています。それにしても岩の中にこれほどのもの本殿を造り上げたその信仰心と技術には驚かされます。
鵜戸神宮参りでちょっとしたアトラクションのようになっているのが「運玉投げ」。200円で粘土でできた「運」と書いてある玉を購入し、岩の中の輪を目指して投げる運試しです。男性は左手、女性は右手を使うとのこと。元々は岩に向かってお金が投げられていたそうですが、地元の小学生などがお金を拾おうとしてしまい危ないので、環境にも害のない「運玉」が売られるようになったとのこと。男性が左手なのは簡単に輪に入らないようにするためのようです。私もこういった運試し、験担ぎ的なものは大好きなので、挑戦してみることにしました。元来、球技はあまり得意でないので、輪からは程遠いところへ。最後の一投でかろうじて、輪の中に当たって、別方向へ弾け飛びましだ。とりあえず、少しかすったということで自分を納得させました。
それにしても、奇岩へと波が打ちつける、そのすぐ近くに立派な神社があるなんて、信じられない光景です。目に焼き付けて、来た道を登りながら帰路へ。
心から来て良かったと思える神社でした。

2023年11月3日(祝日)参拝
鵜戸神宮の御朱印をいただきました。(初穂料500円)
日本三大下り宮として有名で、境内からの絶景は一見の価値あり。どこまでも広がる濃紺の海、巨大な奇岩怪礁。激しく打ちつける白波は清々しく、大自然のパワーが溢れています。

海幸山幸神話の舞台と伝えられる鵜戸神宮。
本殿は意外と小さく、うす暗い洞窟の中に収まっています。この神秘的な雰囲気も独特です。
参拝者第一駐車場は工事中で、第二駐車場へ停めて参拝しました。駐車場は無料です。

【主祭神】
◎日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊
（ひこなぎさたけ うがやふきあえずのみこと）
海幸山幸の神話で有名な山幸彦(彦火火出見尊)の息子。玉依姫と結ばれ、神武天皇が生まれた。
【御祭神】
◎天照大御神
◎天忍穂耳尊（あめのおしほみみのみこと）
◎彦火瓊々杵尊（ひこほのににぎのみこと）
◎彦火々出見尊（ひこほほでみのみこと）
◎神日本磐余彦尊（かむやまといわれひこのみこと）（神武天皇）

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