The Yamaga Lantern Museum introduces the exquisite, ancient and traditional craft of paper lantern making unique to the Yamaga area.

山鹿灯籠民芸館

初めて入館しました。展示物や紹介ビデオ、山鹿灯籠製作実演など見学させて頂きました。細い造りに感動しました。

女性が頭に和紙でできた灯篭を頭にかぶり、踊る灯篭祭りを恥ずかしながら存じ上げませんでした。建物は旧安田銀行のもので、天井には旧さくら湯にあった龍の絵が飾ってあります。細川家の御用絵師（狩野派）が描き、さくら湯の天井にあったものだそうです。
灯篭や建築物を和紙とのり（木工用ボンド）のみで精巧に作り上げた作品群は一見の価値ありです。相当数のパーツを繋いでいくそうで、大作になると作業時間の合計は３００時間に及ぶそうです。展示物の中には山鹿のさくら湯や八千代座の建物もあります。
実演コーナーでおられた若い男性は修行を始て８年だと仰っていました。大学を卒業後に弟子入りされたそうで、頑張って頂きたいです。
昔、富山に住んでいた時に見たおわら風の盆を想起しました。
一度、灯篭祭りを生で拝見したいものです。

2023.07.29訪問
八千代座と共通券なので折角八千代座に行ったらこっちも寄った方がいいと思います。
提灯の工房的なところも見学出来ました。
八千代座のミニチュア版もありました。

山鹿灯籠の歴史や作り方、多様さなど、係の人が丁寧に教えてくれ大変勉強になりました。お陰様で山鹿灯籠に以前よりも親しみを持った気がします。

入場料は八千代座との共通券は740円です。それぞれ買うより100円ぐらいお得です。山鹿灯篭民芸館自体が昔の銀行だったそうで趣がありますよ。中は山鹿灯篭より和紙で製作された楼閣などの展示がメインでした。離れの部屋で山鹿灯篭を製作している様子を見学でき、あれが和紙で出来ている事に驚きます。駐車場の台数が少ないので温泉プラザ山鹿に停めて歩いて来るのがお勧めです。

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