名勝 養浩館庭園

ライトアップイベントが素敵でした。
雪が降る中、ライトに照らされた樹木が静かな池に映ってます。
屋敷から見る景色も情緒があります。
スタッフの方ありがとうございました。

東門の近くに駐車場が有ります。
雪のタイミングで行ったのですが、降りすぎて、庭を歩くことは出来ませんでした。
旧福井藩主・越前松平家の別邸で、当時は御泉水屋敷(おせんすいやしき)と呼ばれていたそうです。
ここのような庭園の様式を、回遊式泉林庭園といい、ぐるりと周りながら庭を楽しめる事が出来るようになっています。数寄屋造の建物は福井空襲で焼失してしまったものを新しく復元した為、当時のものでは有りませんが、非常に素敵な建築物です。
また別の季節にも行きたいと思います。

かつての福井藩主松平家の別邸(御泉水屋敷)として江戸時代に建てられました。明治になって松平春嶽により、孟子の「浩然と気を養う」に因んで「養浩館」と名付けられました。数寄屋造りの屋敷と池周りの園路から様々な景色を楽しめる廻遊式林泉庭園で、静かで落ち着きます。池とその周りに配置された清廉(小亭)、七重層塔と水面に映る築山のバランスが見事だと思います。屋敷もそうとう広く、当時のままで段差もあちこちにあります。座敷の土縁ぎりぎりまで池が湛えられていて、座敷に正座すると池が目線まっ直ぐに見えます。御座ノ間(藩主の座敷)や御月見ノ間に座って庭を眺めると当時の殿様の気分が味わえます😄。また、園路には自然石の大きな石橋(日本最大級らしいです)がかかっています(冬は滑り止めのため藁が被せてあります)。
無料駐車場が東と西のそれぞれの入口近くにあります。

福井市宝永３丁目、福井県庁（福井城址）の裏あたりにあり、福井駅から徒歩で１５分程の場所にある。
江戸時代に作られた、旧福井藩主松平家別邸の林泉回遊式庭園。
「養浩館」の名前は明治になって松平春嶽が名付けた。
数寄屋造りの建物は「御泉水屋敷」と呼ばれ、それにちなんで近くを走る福井県道128号線は「お泉水通り」の愛称で親しまれている。
福井空襲により建物は焼失し再建されたが、庭園は大部分が残り国の名勝に指定された。
屋敷から眺める庭園や池、池の対岸から見る屋敷や水面に映る屋敷、築山の苔、池に流れる水路、玉砂利に飛石…
狭い空間の中に見どころがいっぱいで趣がある。
時間がゆっくりと流れている感覚になるよう。
春や秋、ライトアップされる夜にはまた違った顔を見せてくれるだろう。
癒されたぁ〜。

入園料は隣の郷土博物館と一緒の350円セットがありました。
よく手入れされていて園内自体を巡る時間は短いですが、大変な満足度でした。
晴れのタイミングであれば、水面に映る空と合わせてとても綺麗でした。福井に来てやることがないのであれば、絶対に行ってほしいです。
庭園内の建物内にも入れます。
池を向かいにしては縁側でくつろぐこともできました（Wi-Fiもあります）。
決して大きくないですが、素晴らしい施設なのでオススメします。

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